女性にとってツライ冷え性ですが、なんと「テアニン」を摂取することで冷え性の改善が期待できるという事が、第61回日本栄養・食糧学界大会にて発表されました。
冷え性の原因は様々ですが、ストレスもその一つと考えられます。
肉体や精神のストレス状態が続くと、交感神経が優位になり、末梢血管が収縮し、血行障害が起き、冷えを感じやすくなります。
この状態を放置しておくと、難治性の冷え性になってしまいます。
冷え性を治さず、放っておくと、女性の場合、特に骨盤の周囲の血流の流れが悪くなり、子宮や卵巣にダメージを与え、生理不順や生理痛の原因になります。
やがて、それが不妊につながることもあるので、気を付けなければいけません。
その他にも肌荒れ、便秘、消化器の不調なども冷え性が原因でなります。
テアニンの交感神経よりも副交感神経を優位にさせる働きを活用して、末梢血管を拡張させ血流を改善させます。やがて、皮膚表面の温度も上昇し、手足など末端部位まで暖かくなります。
実験によると、20代~40代の健常成人を対象に、テアニンを摂取した40分ご、こぶしを1分間氷水につけて、サーモグラフィーで皮膚温度の回復を測定しました。
結果、テアニンを摂取したグループの方が、皮膚表面温度が高くなることが判明しました。
これは、テアニンを摂取することにより、交感神経を抑制により末梢血管が拡張され、血流がよくなったと考えられています。
夏場、冷房が効きすぎて寒い時などは顆粒状のテアニンがあると便利でしょう。
いつでも持ち歩け、喫茶店,レストランなどで注文した飲み物に混ぜて飲んでみましょう。
いつのまにか、効き過ぎた冷房の中でも平気になっているかもしれませんよ♪
冷え性は万病の元といわれます。冷え性を改善することで内臓の働きが活発になり、免疫力もアップします。ぜひ、副作用がなく、安全性の高いテアニンで冷え性を改善しましょう。
2018/04/11更新