ほてり、汗が出る、不眠、うつ、ひどい肩こりなど漠然とした症状を惹き起こす更年期障害。
年齢を重ねる上で、40代~50代の女性には避けてはとれない道です。
また、最近では男性にもその兆候が見られる、ということが話題となっています。
男女ともに、40代半ばを過ぎる年齢になるとホルモンのバランスが崩れ始め、体調が乱れてきます。そこで、辛い更年期を安全無害で効果も期待できる成分が今、注目を集めています。
そう、テアニンです。
テアニンがどのようにして更年期障害を改善していくのかをご紹介します。
顔がほてる、発汗、動悸、冷え、イライラ、うつといった更年期障害の症状は自律神経の乱れ(自律神経失調)が原因です。
テアニンは血液脳関門を通り抜け、脳の奥深くまで入りこみ、自律神経の乱れを改善する効果があります。
※血液脳関門(blood-brain barrier)とは・・・
体内に入った薬物が脳内に入ることを選択的に制限する機能。毒物、有害な物質が脳内に侵入しないようにする見張り番。
※自律神経とは・・・
自分の意志では動かせない神経のこと。例えば、手や足は動かそうと思うと、動く。しかし、拍動や腸の運動などは動かそう、あるいは止めようと思ってもできない。このように自分の意志で動かすことができないものは自律神経が関係している。
又、自律神経は交感神経と副交感神経という相反する神経でできており、これらをバランスよく保つことで健康を保っています。
更年期は主に女性ホルモンの減少というストレスなどが原因で、自律神経が乱れるため、体の不調がおきやすくなります。これを更年期障害というのですが、女性ホルモンの減り方も人それぞれで、症状の出方も違ってきます。
テアニンは脳に作用して自律神経の乱れを改善する働きが認められているので、リラックス効果が期待できます。
リラックスは全身の筋肉の緊張をほぐし、血管を拡張させるので、手足の冷えも改善していきます。テアニンを摂ることで、連鎖反応的に更年期特有のイライラ、不安といった精神症状も緩和されていきます。
2018/04/11更新